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グレープフルーツビネガー&ミルク [世界のキッチン]

 世界のキッチンシリーズの新作ですね。味にそのバックグラウンドとなるものを与えておいてその深みも楽しんでもらおうと言うのはなかなかに面白いです。
 それこそ、世界各地の”嗜好”を紹介したいと言うコンセプトとしてはファンタワールドも同じなのですが、まるっきり方向性が違うのが面白いです。

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 これは其の素材から吟味をして出来る限りオリジナルの味を追求しようという丁寧さに感心するのですけれど、ファンタワールドの方は手持ちのフレーバーで”なんちゃって”な味をとりあえず提示すると言う其のアバウトさに”寒心”すること仕切りです(それでもファンタのファンとしては付き合い続けなくてはならないと言うのはある種の”業”だと思って諦めていますし、それで楽しんでいるのですから、それはそれでアリなのでしょう)。

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 さて、今回のグレープフルーツビネガー&ミルク、ですけれど、此れはかなり面白い商品に仕上がっていました。スプーン一杯分のお酢ということでしたけれど、それこそ一口目から口の奥にツーンとくるあのお酢風味の味が広がって、非常に効果的になっていたのが印象的です。そしてその後からグレープフルーツの軽い苦味が来ると言う感じ。
 ただ、その苦味もミルクでかなり抑えられているので、かなり味としてはマイルドになっており、美味しかったです。
 最初のお酢のツーンとした刺激的な感じを嫌がらなければ、ですけれど、此れまでにはない新しい味、と言うのがふさわしかったのではなかったでしょうか。

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 それこそ、これまでも何本かご紹介してきましたが、やはり、此の世界のキッチンシリーズにはハズレは無いなぁと言う事を再確認ですね。

 と言う事で、今回はひまわりさん。
 衣装は、ジェニ衣装のファッションステーションのスタイリッシュモード38でした。
 それこそ埋もれていた衣装を少しでもサルベージをしておきたい、と言うことに目覚めてきていたようですので、其の一環として、今回は此の衣装をサルベージした、というところでしょう。
 
 結構古めのデザインの衣装ですし、多少思うところはあるのですが、何となく格好良くなっているので、良しとしておきます。
 それに、一時期のジェニ衣装は今回の衣装のようなある種冒険的なデザインをどんどんと発表していたという事実を垣間見ることが出来るのが面白いです。

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 それこそ、数が出ていると言うことを踏まえて、非常に良質なデザインのものが結構生まれて来ていたという事実を考えると、最近の27ドール衣装は量産と言う意味における不遇は一寸残念かも。
 バビ衣装はそれなりに手に入るのですけれど、あれはデザインが”大陸的なおおらかさ”というか”肌を見せてナンボ”と言うか、な衣装がメインですので、こうしたオリジナルの衣装の”日本ナイズ”されたものが手に入りにくくなってくるのは惜しいなぁと思いながら撮影をしておりました。
(現状はもっと状況が悪化してきており、こうした廉価でありながらも冒険的なデザインのアウトフィットって本当に減って来ているような気がしてなりません。)

と、いうことで世界のキッチン、グレープフルーツビネガーアンドミルクでした。

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