08ジャンプ28号 [08J誌雑感]
ブリ映画第三弾の公開決定を記念してブリが表紙＆巻頭カラーだった今週のジャンプ
でした。一応先週で2Inも終わり、通常進行になっていた今週号でしたが、次週からは
いわゆる40周年記念の特別企画読みきりが徐々に始まってくる様子でして、その第一弾
として、キン肉マンの特別読み切りがくるようです。
キン肉マンって未だに別誌にて連載をしている訳ですので、一体どの辺りの話を挿入
してくるのかは一寸興味深い所ではありますね。
『ナルト』
； ナルトくんの回想メインの今回のナルト。ナルトくんがサスケくんを救うと言う事
をイタチさんに宣言した時のイタチさんの笑みが一寸印象的でした。
ただ、うちは一族を再興するという妄執に取り付かれて、これからどんどんと歪んで
行かざるを得ないであろうサスケくんを救う方法はそれ程無いような気もします。
サスケくんがラスボスになるであろうということは規定路線のような気もしますし、
サスケくんの凶行を止める為にナルトくんがサスケくんを倒すと言う事によって、サスケ
くんの心だけは救ってあげると言うような形になるのでしょうかね。
今回イタチさんがナルトに仕込んだ最後の技というのがどの時点で発動するのかと言う
のも気になる所ではあります。
『ワンピ』
； 人買いの妙にドロドロした展開がイマイチ受け入れられないのですが、結局正攻法
にてケイミーさんを取り戻す事が叶わなかったナミさんたち。そして、そこに到着した
ルフィを待ち受けるのはハチに対しての極度の差別とそれをいとも簡単に葬り去ろうと
する天竜人のおごりだったという流れ。
此処に来てついにこの天竜人に手を出してしまったルフィでしたが、この一撃はある
種、あの世界政府の旗を燃やしたとき以上のインパクトを世界政府にもたらすはずで、
ここからのこのワンピースと言うお話の激動の幕開けにもなって来そうです。
こうなって来ると世界政府と海賊のどちらが正義でどちらが悪なのかということすら
判然としてこない展開になってくるのかも知れません。
『トリコ』
； トロルコングが中々に魅力的なクリーチャーのように見えるのが印象的だった今回
のトリコ。
その生き物の生態とかを結構細かく描いてくれていたりしていて、中々に良い感じ。
前回のガララワニに関してもその生態から色々と類推していくまでの過程が楽しかった
訳ですので、其の辺りの話の構成の妙は今回のトロルコング編でも続く様子。
次週はやっとトロルコングが実際に出てきそうですので、期待度は高いです。
『ダブルアーツ』
； 順調に固定層を獲得しているように見受けられる本作品。
内容的にはまだまだ何も語られていないに等しいくらいには動いていませんので、今
のところはキャラ人気と言う所でしょうか。
ただ、新しい町に来る事によって世界観が拡がり、其の分、その世界観を楽しむという
事が出来るのはこうした作品の重要な要素とは思っていますので、其の点に関しては今回
のお話は良い感じでした。
この町においても誰が味方で誰が敵なのかが判然としていませんので、これから動いて
来るとは思うのですが、まぁ少なくとも、ファランさんは味方になりそうな雰囲気では
ありますね。
『アイシー』
； ヒル魔くんをしても早くも手詰まりになってきてしまっている状況。
モン太くんも心を折られつつあり、セナくんも大和くんの前に沈黙状態。
果して、この状況を打開できるキャラクターは誰になるのでしょうか。
意外とここまで触れられていない瀧さんがキーパーソンになったりするのかな？
『サイレン』
； この世界における敵の存在が明らかにされた今回のサイレン。
また、タツオくんも何とか自我を取り戻した様子。ただコアを傷つけられたと言う事
は即ち緩やかな死を意味するようで、それをアゲハくんに悟られないようにするために
この世界に残る事を決意するというところまでの今回のお話。
ただ、数話前に語られたはずのあのロッジは今回は何の探索もせずに終わってしまった
様に描かれているのが気になる所。今回のサイレンドリフトにおいてはかなり重要な場所
と思っていたのですけれど。
『銀さん』
； 珍しくバトル展開がメインだった今回の銀さん。
鳳仙さんと戦う価値を見出せなくなった神威さんでしたが、今回はこのまま顔見世だけ
で終ってしまうのでしょうか？
鳳仙さんと神威さんとの戦いの中で、銀さんたちがうまく立ち回るという流れになると
思っていただけに、この展開は一寸意外だったかも。
結局、銀さんたち一向は誰と戦うことになるのでしょうかね。
『ぬらりひょん』
； リクオくんとぬらりひょんの境界が曖昧になりかかってきていると言う事で良いの
でしょうか。
リクオくんとぬらりひょんの血はある種反目するものであると言う様な描かれ方をして
きていたように思いますので、ここであっさりと変身するというのは意外だったような。
と言う事は、これからはある種変身ヒーローもののノリで、リクオくんが変身したい
と思ったときに変身して他の妖怪と戦うと言うスタンスに路線を変更すると言うことに
なるのでしょうか。
毎回微妙な路線変更をすることで軌道修正を重ねているような気がするのが気になる
ところではあります。
『Dグレ』
； 感染源はクロウリー。
その元凶は教団に棲む幽霊というオチで宜しいですか？
この幽霊が何を思い、教団がこの地から出て行くのを拒むのかは分らないですけれど
何にしろ、教団が崩壊寸前のこの状況で次週作者取材のため休載、はないよなぁと思っ
てしまった今回のDグレでした。
『とらぶる』
； ルンちゃんアイドルになるのお話。
もうこの話って脚本の人っていらないような気がしてきました。
むしろ矢吹氏に完全に任せて、もっと何でもアリの展開にして突き抜けてくれた方が
良いのではないのかなぁと思ったりもします。
『ネウロ（ザリガニの剥き身）』
； ヴァイジャヤくんの圧倒的な能力の前に戦意を喪失してしまった弥子さんの代わり
に吾代さんと笹塚さんが共闘してヴァイジャヤくんを追い込むまでの今回のお話。
まだまだ一波乱はありそうですが、ネウロを頼らずに、人間がシックスを撃退していく
と言う展開は良かったかも。
『スケット』
； この話の最初から”スイッチと呼ばれていた弟君”ではなくて、歪んでいく兄の一人称
で話が描かれていたので、ある程度は気付くべきだったのでしょうね。
かなりきつい展開になる事は最初から想定はしていたのですが、それでも弟くんが死
ななければならない理由はそれ程無かったような。
おまけに刺した女子生徒は本当に単に精神を病んでいただけという展開も一寸…。
この話を此処に挟んでこなければならなかった理由も何れ分ってくるとは思うのです
けれど、余り後味の良くない今回のお話でした。
『うさぎ』
； そろそろ終焉を迎えつつあると言う事なのでしょうね。
ある種清木殿に比類する強さを持つモズクさんに勝利すると言う事は侍としての強さ
と言う点においても頂点に君臨すると言う事になるのでしょうし、侍のあるべき姿をこの
試合によって見せる事が出来ればそこである程度はこのお話全体の役目も終わるのかと
思ったりもします。
次の改編期までにある程度綺麗にまとめて欲しいお話ではありますがどうなるのでしょう
かね。
と言う事で、今週は通常進行のジャンプでしたが、次号からは上述通り、色々と読み
切りが入ってくる様子。期待半分と言う所で待ってみる事にします。
でした。一応先週で2Inも終わり、通常進行になっていた今週号でしたが、次週からは
いわゆる40周年記念の特別企画読みきりが徐々に始まってくる様子でして、その第一弾
として、キン肉マンの特別読み切りがくるようです。
キン肉マンって未だに別誌にて連載をしている訳ですので、一体どの辺りの話を挿入
してくるのかは一寸興味深い所ではありますね。
『ナルト』
； ナルトくんの回想メインの今回のナルト。ナルトくんがサスケくんを救うと言う事
をイタチさんに宣言した時のイタチさんの笑みが一寸印象的でした。
ただ、うちは一族を再興するという妄執に取り付かれて、これからどんどんと歪んで
行かざるを得ないであろうサスケくんを救う方法はそれ程無いような気もします。
サスケくんがラスボスになるであろうということは規定路線のような気もしますし、
サスケくんの凶行を止める為にナルトくんがサスケくんを倒すと言う事によって、サスケ
くんの心だけは救ってあげると言うような形になるのでしょうかね。
今回イタチさんがナルトに仕込んだ最後の技というのがどの時点で発動するのかと言う
のも気になる所ではあります。
『ワンピ』
； 人買いの妙にドロドロした展開がイマイチ受け入れられないのですが、結局正攻法
にてケイミーさんを取り戻す事が叶わなかったナミさんたち。そして、そこに到着した
ルフィを待ち受けるのはハチに対しての極度の差別とそれをいとも簡単に葬り去ろうと
する天竜人のおごりだったという流れ。
此処に来てついにこの天竜人に手を出してしまったルフィでしたが、この一撃はある
種、あの世界政府の旗を燃やしたとき以上のインパクトを世界政府にもたらすはずで、
ここからのこのワンピースと言うお話の激動の幕開けにもなって来そうです。
こうなって来ると世界政府と海賊のどちらが正義でどちらが悪なのかということすら
判然としてこない展開になってくるのかも知れません。
『トリコ』
； トロルコングが中々に魅力的なクリーチャーのように見えるのが印象的だった今回
のトリコ。
その生き物の生態とかを結構細かく描いてくれていたりしていて、中々に良い感じ。
前回のガララワニに関してもその生態から色々と類推していくまでの過程が楽しかった
訳ですので、其の辺りの話の構成の妙は今回のトロルコング編でも続く様子。
次週はやっとトロルコングが実際に出てきそうですので、期待度は高いです。
『ダブルアーツ』
； 順調に固定層を獲得しているように見受けられる本作品。
内容的にはまだまだ何も語られていないに等しいくらいには動いていませんので、今
のところはキャラ人気と言う所でしょうか。
ただ、新しい町に来る事によって世界観が拡がり、其の分、その世界観を楽しむという
事が出来るのはこうした作品の重要な要素とは思っていますので、其の点に関しては今回
のお話は良い感じでした。
この町においても誰が味方で誰が敵なのかが判然としていませんので、これから動いて
来るとは思うのですが、まぁ少なくとも、ファランさんは味方になりそうな雰囲気では
ありますね。
『アイシー』
； ヒル魔くんをしても早くも手詰まりになってきてしまっている状況。
モン太くんも心を折られつつあり、セナくんも大和くんの前に沈黙状態。
果して、この状況を打開できるキャラクターは誰になるのでしょうか。
意外とここまで触れられていない瀧さんがキーパーソンになったりするのかな？
『サイレン』
； この世界における敵の存在が明らかにされた今回のサイレン。
また、タツオくんも何とか自我を取り戻した様子。ただコアを傷つけられたと言う事
は即ち緩やかな死を意味するようで、それをアゲハくんに悟られないようにするために
この世界に残る事を決意するというところまでの今回のお話。
ただ、数話前に語られたはずのあのロッジは今回は何の探索もせずに終わってしまった
様に描かれているのが気になる所。今回のサイレンドリフトにおいてはかなり重要な場所
と思っていたのですけれど。
『銀さん』
； 珍しくバトル展開がメインだった今回の銀さん。
鳳仙さんと戦う価値を見出せなくなった神威さんでしたが、今回はこのまま顔見世だけ
で終ってしまうのでしょうか？
鳳仙さんと神威さんとの戦いの中で、銀さんたちがうまく立ち回るという流れになると
思っていただけに、この展開は一寸意外だったかも。
結局、銀さんたち一向は誰と戦うことになるのでしょうかね。
『ぬらりひょん』
； リクオくんとぬらりひょんの境界が曖昧になりかかってきていると言う事で良いの
でしょうか。
リクオくんとぬらりひょんの血はある種反目するものであると言う様な描かれ方をして
きていたように思いますので、ここであっさりと変身するというのは意外だったような。
と言う事は、これからはある種変身ヒーローもののノリで、リクオくんが変身したい
と思ったときに変身して他の妖怪と戦うと言うスタンスに路線を変更すると言うことに
なるのでしょうか。
毎回微妙な路線変更をすることで軌道修正を重ねているような気がするのが気になる
ところではあります。
『Dグレ』
； 感染源はクロウリー。
その元凶は教団に棲む幽霊というオチで宜しいですか？
この幽霊が何を思い、教団がこの地から出て行くのを拒むのかは分らないですけれど
何にしろ、教団が崩壊寸前のこの状況で次週作者取材のため休載、はないよなぁと思っ
てしまった今回のDグレでした。
『とらぶる』
； ルンちゃんアイドルになるのお話。
もうこの話って脚本の人っていらないような気がしてきました。
むしろ矢吹氏に完全に任せて、もっと何でもアリの展開にして突き抜けてくれた方が
良いのではないのかなぁと思ったりもします。
『ネウロ（ザリガニの剥き身）』
； ヴァイジャヤくんの圧倒的な能力の前に戦意を喪失してしまった弥子さんの代わり
に吾代さんと笹塚さんが共闘してヴァイジャヤくんを追い込むまでの今回のお話。
まだまだ一波乱はありそうですが、ネウロを頼らずに、人間がシックスを撃退していく
と言う展開は良かったかも。
『スケット』
； この話の最初から”スイッチと呼ばれていた弟君”ではなくて、歪んでいく兄の一人称
で話が描かれていたので、ある程度は気付くべきだったのでしょうね。
かなりきつい展開になる事は最初から想定はしていたのですが、それでも弟くんが死
ななければならない理由はそれ程無かったような。
おまけに刺した女子生徒は本当に単に精神を病んでいただけという展開も一寸…。
この話を此処に挟んでこなければならなかった理由も何れ分ってくるとは思うのです
けれど、余り後味の良くない今回のお話でした。
『うさぎ』
； そろそろ終焉を迎えつつあると言う事なのでしょうね。
ある種清木殿に比類する強さを持つモズクさんに勝利すると言う事は侍としての強さ
と言う点においても頂点に君臨すると言う事になるのでしょうし、侍のあるべき姿をこの
試合によって見せる事が出来ればそこである程度はこのお話全体の役目も終わるのかと
思ったりもします。
次の改編期までにある程度綺麗にまとめて欲しいお話ではありますがどうなるのでしょう
かね。
と言う事で、今週は通常進行のジャンプでしたが、次号からは上述通り、色々と読み
切りが入ってくる様子。期待半分と言う所で待ってみる事にします。
ほんとワンピースは攻撃時は絵が上手いです。
ナルトがもらった技は車輪眼無効化だったら良いですね～。
チャクラ関連攻撃無効化でも良し。
by 目賀トネ (2008-06-09 22:45)
これでエースの処刑と、戦力２分しなきゃならない状況になるのかな？
海賊王の副船長も、これから出番になるだろうし。。。
あの島に集まったルーキー海賊もこのまま消えるとは思えないし。。。
楽しみになってきたねー＾＾
スケットは、なんだか笑えない話の展開になっちゃったけど、
このあとボッスンがスイッチの心を開いたとかの絆みたいな話になのかな～
タツオはぜったいまだ生きてて、どこかで大ピンチの時に助けにくるんじゃないかな。。って思うけど～
by HAL (2008-06-10 11:17)
＞目賀トネさま
イタチさんがナルトくんに渡したのは技とかよりもイタチさんの
遺志そのものを表わす何かなのかなぁと思ったりもしています。
ナルトくんってこの漫画の上ではそれ程強くは描かれていない
様ですけれど、実際は多分、普通にサスケくんと同格くらいの
術者になっているはずですので（珍しく主人公の成長の過程
を描かずにライバルの強さを尺度にして強さを魅せるタイプか
と思っています。）、最後にサスケくんの心を救うと言う事を考える
と、純粋な強さよりはむしろ、心に働きかける何かと言う気はして
います。
それでは、今回もコメントとNiceを頂き、ありがとうございました。
＞HALさま
ワンピは此処から一気に話が動くと言う事になるとともに、魚人
島で、ケイミーさんのために戦ったことが評価されて協力者が増える
と言う展開にはなりそうですね。
考えてみると、ルフィの背後にはスリラーバークで味方にした海賊
とかアラバスタの国そのもの、ヒルククの居たあの国とか、意外と
協力者とかが多いのも特徴ですね。
そうしたルフィを中心とした世界の構図がどうなるのかも面白そう
なところです。
スケットは、今回の話に付きましてはボッスンの過去話で解決
されれば良いのですけれど。
サイレンは、タツオくんがあのロッジで何かを発見すると言う形
になり、其れを伝えてくると言うような役割があるのかなぁと漠然
と思ったりもしますけれど、どうなるでしょうか。
それでは、今回もコメントを頂き、ありがとうございました。
＞xml_xslさま
今回もNiceを頂き、ありがとうございますね。
＞miiyaさま
今回もNiceを押して頂き、ありがとうございました。
＞yakoさま
今回もジャンプ感想にNiceを頂き、ありがとうございますね。
＞takemoviesさま
今回はご来訪していただき、Niceも頂いて、ありがとうございます。
＞Liddellさま
毎回ジャンプ感想にNiceを頂きまして、ありがとうございます。
by せいしろー (2008-06-11 07:06)
＞blue9さま
今回もNiceを頂き、ありがとうございました。
by せいしろー (2008-06-12 06:27)
＞薺さま
今回もNiceを頂き、ありがとうございました。
＞黒万重さま
今回のジャンプ感想にもご来訪していただき、ありがとう
ございますね。
＞藤藤さま
今回もNiceを押して頂き、ありがとうございました。
by せいしろー (2008-06-15 05:46)